天使のキス。
「健ちゃんっ。
あたし、行かないよ!?
そんなの、健ちゃんの怪我が治ってから…」


「行けって!」


健ちゃんは、怒鳴るように、大声を出した。


「待っててやる…
だから…
悠を…
ここに…連れて…
こい…」


「…っ」


「悠と…愛里が…
どうなったか…
心配で…
俺、おちおち死んでいられねぇ…よ」


「健ちゃんっ!」


「行け!
早くしねぇ…と…
間に合わ……」


「…っ」
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