天使のキス。
「天使のキス…
天使の祝福のキス…が…さ。
愛里と…
悠にも…
降り注ぐよう…
…祈ってる…から…」


「そんなっ。
そんなことっ。
健ちゃんは?
健ちゃんだって。
健ちゃんに降り注ぐのも、これからでしょ?
そんなこと言ってないで。
ちゃんと目をあけて!
あたし達の心配なんか、どうでもいいからっ」


「いや…」


「…?」


「いや、そうでも…
ない…よ?
俺にも…
天使のキスが…
…降った…から」


「…え?」


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