天使のキス。
「健ちゃんっ。
何言って…」


「俺…
天国にいても…
地獄にいても…
絶対…
絶対…
買いに…行くから…」


「…っ」


「俺が書こうとして…た…
悠と…愛里の…話…。
続きは…愛里が
…書いて…よ」


「健ちゃん…」


「ただ、ひとつ、約束――…。
最後は絶対…
ハッピーエンドに…
ハッピーエンドに…しろ…よ?」


健ちゃんはあたしに小指をさしだした。
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