天使のキス。
広い会場には、所狭しとおいしい料理の数々が並び、あたしはゴクンと喉を鳴らした。


食べたいなぁ。


お腹すいた…。


指を唇にあてて、よだれを垂らさんばかりの勢いで、恨めしそうに料理を見つめる。


ちょっとだけ、食べちゃおうかな。


ほら、やっぱり、腹ごしらえは必要だと思うんだよね。


これからの作戦を考えると。


ふらふらっと吸い寄せられる足。


だけど…


あたしには…


やり遂げなければいけない使命がっ…
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