天使のキス。
え?


どういうこと?


何が、なんだか、さっぱり…。


マスクの男は、呆然とするあたしを立たせ、隣の部屋に連れて行き、そして言った。


「愛するフィアンセの登場だぜ?」


え?

フィアンセ?

なんのこと!?


すぐには、のみ込めない状況。


でも――…


そこであたしが見たのは、


「悠っ…」


ずっと会いたいと願っていた悠の姿だった。

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