天使のキス。
「悠っ…
あたしっ…」


嬉しさと。


懐かしさと。


いろいろな感情がこみ上げる。


「悠っ…
あたしねっ…」


近寄ろうとするあたしを、


「おまえ、誰だ?」


そんな言葉で牽制し、悠は続けた。


「この女がフィアンセ?
バカも休み休み言ってくれ」


「…悠?」


「知らねぇよ、こんなヤツ。
早くこの部屋から追い出してくれ」
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