忘れモノ ー落としモノ番外編ー
「琉歌ちゃん、いらっしゃいますか?」
「琉歌なら男の子とどっかいったよ。」
琉歌ちゃんのお母さんも公認のラブラブめ!
どこにいったんだろう
「はぁ―――――」
公園の丘から見る空は
ものすごく澄んでて青かった
そういえばさっき
カッとなってて気づかなかったけど
夏七くん、気を使ってくれたんだな
用事なんてないのに
それに思い返せば今までだって
(仮で)付き合う前より優しかったかも。

