私はいつも1人だった


家を出ようとするとたぶん私の弟が近寄ってきてお姉ちゃんバイバイと言ってくれた。


たったそれだけのことだったのに凄く嬉しかった。


清々したはずなのに、私の闇が薄くなった筈なのに何故か涙が溢れた。


「な、んで?」


近くに公園があったのでベンチに腰掛け、ただ流れる涙を止まるまで待っていた。



気づけば夜になってて空には星がたくさん出ていた。


私の家はここから電車で2時間以上かかる。


普通なら電車で帰るけど私は無性に空を見ながら歩きたい気分になり家まで歩いて帰った。



家まで歩いていると私が絡まれない訳がなく目の前には60人以上の男がいた。






< 144 / 222 >

この作品をシェア

pagetop