7 STARS
「ちょっと聞きたいんだけど。」

「な…なに…?」

「織原さんって星川くんと付き合ってるの?」

「え…?」

「答えなさいよ。」


な…なんでこんな風に命令されなくちゃならないんだろう。
私は別に悪いことしてるわけでも、ましてや付き合ってるわけでもないのに。
そう思ってる気持ちが素直に表情に出たのか、中心になっていた女の子が不快そうに顔を歪める。


「…どうなの?」

「つ…付き合ってません。」

「じゃあなんで休み時間とか一緒にいるのよ?」

「そっ…それは…。」

「生徒会室の案内とか、あんたから案内したいって言ったってホントなわけ?」

「うわー図々しいんだけど。地味なくせに。」

「…っ…。」


元々口が達者な方ではないし、琴みたいになんでもズケズケと言う方でもない。また、大人しそうな見た目をしてるからなのか、女子の言葉の暴力は続く。


「たまたま星川くんと席が近いからって仲良くすんのやめてくれる?」

「ホント図々しいし、あんたみたいな地味で真面目だけが取り柄みたいな女、星川くんには見えてないから。」


…胸の軋む音が聞こえたような気がした。


< 13 / 268 >

この作品をシェア

pagetop