7 STARS
「可愛いって言ったこと、後悔させてやる。」
そう言って、近付いた顔。
唇が熱く触れる。
…誰もいない道。
冷たい空気の中で、唇だけが熱い。
腕から伝わる力強さなんて全然可愛くない。…晴輝は男なんだって、こういうときにちゃんと感じる。
「…晴輝が男なんだって、ちゃんと分かってるよあたし。
キス…晴輝からしてくれるし、そういうときはちゃーんとかっこいいって思ってるから!」
「…っ…お前…いきなりかっこいいとか言うなっ!」
「可愛いって言っても拗ねて、かっこいいって言っても照れるとかなんなわけー?もー面倒くさいっ!」
「お前にだけは面倒くさいとか言われたくない!」
「うわーなんなのよホントに!あ、ねぇねぇ晴輝。」
「…なに?」
「今日見た占いでね、今日は夜に星空を見ると良いでしょうって書いてあったの!
だからどっか遊びに行こうよ。」
「どっかって…どこに?」
「公園でいいよ!星見えればいいから。」
「…分かった。今の時期…ならオリオン座とかちゃんと見えるんじゃね?」
「オリオン座かぁーそれなら分かる!」
「ちゃんと防寒しねぇと夜は辛いぞ?」
「分かってるって!帰ったらお家で少しまったりしよ?」
「…そうだな。」
…あと3ヶ月経てば、晴輝が別の場所に生活の拠点を置くことになる。
それでも、晴輝が安心して帰って来れる場所を、あたしが作るから。
「…願い、叶いますように。流れ星とか流れないかなー?」
「願えば、流れるんじゃねーの?」
「うんっ!」
そう言って、近付いた顔。
唇が熱く触れる。
…誰もいない道。
冷たい空気の中で、唇だけが熱い。
腕から伝わる力強さなんて全然可愛くない。…晴輝は男なんだって、こういうときにちゃんと感じる。
「…晴輝が男なんだって、ちゃんと分かってるよあたし。
キス…晴輝からしてくれるし、そういうときはちゃーんとかっこいいって思ってるから!」
「…っ…お前…いきなりかっこいいとか言うなっ!」
「可愛いって言っても拗ねて、かっこいいって言っても照れるとかなんなわけー?もー面倒くさいっ!」
「お前にだけは面倒くさいとか言われたくない!」
「うわーなんなのよホントに!あ、ねぇねぇ晴輝。」
「…なに?」
「今日見た占いでね、今日は夜に星空を見ると良いでしょうって書いてあったの!
だからどっか遊びに行こうよ。」
「どっかって…どこに?」
「公園でいいよ!星見えればいいから。」
「…分かった。今の時期…ならオリオン座とかちゃんと見えるんじゃね?」
「オリオン座かぁーそれなら分かる!」
「ちゃんと防寒しねぇと夜は辛いぞ?」
「分かってるって!帰ったらお家で少しまったりしよ?」
「…そうだな。」
…あと3ヶ月経てば、晴輝が別の場所に生活の拠点を置くことになる。
それでも、晴輝が安心して帰って来れる場所を、あたしが作るから。
「…願い、叶いますように。流れ星とか流れないかなー?」
「願えば、流れるんじゃねーの?」
「うんっ!」