小林惣一郎の初恋
「なんだよ…その有り難みのない初耳連合は…;って姉ちゃん好きなのそこかよ…」

「そんな事ないぞ~あのスラッとした足…長く美しい黒髪…あぁ~お姉様~」

「もう黙ってろよ…;枕返せ、寝るから;」

「ほらよ」
隆夫は枕をほうり投げた。

「よっ…と…ととと…うわぁ…」

ドスン…

惣一郎は枕を取った拍子に壁とベッドの間に落ちた。

「アヒャヒャ~何やってんだよ」

「アハハ~でもさっき隆夫も落ちたよね~」
< 7 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop