大好きな君へ。
「な‥んでー‥?」


不思議でたまらない。



私と会ったりしたことないから信用できないの?
ネットでの繋がりしかないから?


ー‥当たり前だよね。


正論を言えばあなたが私を信じれないことなんて


当たり前。


でも悲しくてたまらない。


顔に違和感を感じて

手を顔にもっていくと透明の少ししょっぱい液体がついていた。



‥‥いつから涙を流していたんだろう。


もういつの間にか日付がかわってる。

目が重たい。

いろんな人からメールがたくさんきてる。

一応目は通すが返事をする気分ではない。



明日ー‥学校なのに。


そう思いながら
ただ、ただ、心をどこかへ飛ばして
焦点のあわない目で
ぼーっと部屋の隅を見つめていた。



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