君に溺れて
流以
「…そぉでした…すいません」
水波
「分かったならよし。」
流以
「ふふっ」
何だか可笑しくてアタシとみーくんは笑った。
流以
「…っくしゅん」
水波
「だぁー、ほら向こう向いて」
みーくんはドライヤーをセットし始める。
流以
「えっアタシ自分で…」
水波
「いーから流以危なっかしいし」
流以
「なっ…」
そう言ってみーくんはアタシの髪を丁寧に乾かす。
(ドライヤーくらい…なんか最近すごい子ども扱い…)