その手で撫でて
私・・・何を期待したんだろぅ



しょぼくれてると



突然




触れたくて触れたくて



でも一度も触れた事ない



あなたの愛しい大きな手が



私の頭にそっと触れて




優しく、優しく撫でてくれた



「藍チャンはいつも家事して、沙恵チャンの面倒みて偉いね。色々、ありがとうね」



頭の中が真っ白で



何が起きたのか理解できなくて



ただただじっと



この心地よさに浸っていた
< 32 / 48 >

この作品をシェア

pagetop