その手で撫でて

2人きり

私、野上サンに頭を撫でられている



どうしよ、幸せで泣きそう・・・



そんな時野上サンと目が合った。



その熱い目線に私は溶けてしまいそうだった。



「ご飯・・・したくしますね」


なんとかその場を逃れようと、作りかけてた料理の続きに戻った。



・・・ドキドキしてたの・・・バレたかなぁ・・・?



内心、そんな事を思ってた。




ママ、ごめんなさい




私、やっぱり野上真也サンが好きです。



愛しいです



私は愛しい人の愛しい人を愛してしまった



怖いよ・・・苦しよ・・・
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