群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜
電話?


誰だろ??


……友達だったら、ケータイ持ってること知ってるから、ケータイの方にかけてくるだろうし…。


階段の途中で、未来から電話の子機を受け取った。



「…誰から?」


一応聞いてみる。


すると…未来は、ムフフと笑い、


「大ちゃんだよ!

おーちゃん、今日会ったんだって?!あたしも会いたかったよ!会いたいよぉ〜!!」


ジタバタしている未来。

その姿を見て、苦笑しながら部屋に戻り、


───…さっきのことがあったせいで、出るのに躊躇ったけど、


…通話ボタンを押した。



『────…もしもし?』


『──おーちゃん?

ボク……。


…さっきは本当にごめんなさい!!』



突然謝る大ちゃん。


『──…おーちゃんの態度見てサ、…ハルのこと気になってるのわかっちゃったんだ。

……ボクなんか眼中に入ってなかったみたいだから、
つい…いじわるしちゃって……。』



『────……そんなことないっ!何言ってるの、大ちゃん!!』



私は大ちゃんの言葉を遮った。



『───大ちゃんは、小さい頃から…今だって、

私の大事な人だよ?』



私は深く息を吸って、

言葉を続ける───。


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