トリップ少女
どれくらい泳いだだろうか
若菜はようやく泳ぎ方に慣れてきたようで見れるようにはなっていた
「ねぇミラン、私たちもう30分は泳いでるよね?」
「ばかね。まだ10分よ」
「それでもかなりながいよ~」
ドンっ
若菜が弱音を吐いていると、ミランとぶつかった
「いったいわね。どこ見てんのよ!」
「ミランが急に止まるからよ!」
もう口論するのも面倒だわ
ミランは怒る若菜を遮って指をさした
「ここに入るわよ」
指をさした先には、若菜には信じたくない“現実”が待っていた
「ここに入るの…?」
真っ暗でなにもみえないんですけど