トリップ少女


ん…?



おかしいな、水圧は明らかに軽くなっているのに、日の光の明るさが感じられない




あれー、海を出たら青い空に白い雲にカモメが飛んで…って感じじゃなかったっけ??




「あなた物語を忘れたの?」




「えっ?」




心の中を読まれていたなんて!!



「声に出てたわよ。で、本当に忘れたの?」



ミランはもはや眉間にしわが刻み込まれていた




あぁあぁあぁ美人な顔が台無し!!




「若菜、」




「えぇっと…確か、そうだ!嵐だ!!王子溺れてたし!!」




「当たり前でしょ。バカも大概にして頂戴」




なんか私に対する対応、ひどくなってません?



「さあみんな、いよいよ地上よ」





(「どうか気を付けて」)



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