月夜の太陽
お城に戻るとお父様にこってり怒られ、今は自室でうなだれ中。
反省はしているが、彼のことで頭がいっぱい。
コンコンコンッッ
「はい」
「ローズだけど、入ってもいいかしら?」
「どうぞ」
ベッドの上でゴロゴロしているとお母様が部屋に入ってきた。
そのまま私のいるベッドに腰掛ける。
「パーティーが嫌で私も抜け出してきちゃった」
「もう…怒ってないの?」
「怒ってないわ。だけど、本当に心配したのよ?」
「…本当にごめんない」
微笑み私の頭を撫でてくれる母の手があまりにも優しくて、涙が出そうになる。
どれだけ心配をかけてしまったのか、母の手から伝わってくる。
反省はしているが、彼のことで頭がいっぱい。
コンコンコンッッ
「はい」
「ローズだけど、入ってもいいかしら?」
「どうぞ」
ベッドの上でゴロゴロしているとお母様が部屋に入ってきた。
そのまま私のいるベッドに腰掛ける。
「パーティーが嫌で私も抜け出してきちゃった」
「もう…怒ってないの?」
「怒ってないわ。だけど、本当に心配したのよ?」
「…本当にごめんない」
微笑み私の頭を撫でてくれる母の手があまりにも優しくて、涙が出そうになる。
どれだけ心配をかけてしまったのか、母の手から伝わってくる。