シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
「圭吾、行きなさい」

え…。

見ると父が入り口に立っていた。

「父さん…?」

不思議がる俺に父はニコリと笑った。

「アズマピールランドの拡張計画は、白紙だ」

は?

「…!笠島社長?!」

驚く俺達二人に父が言う。


「アズマ地方の山々は、環境保護の意味も含めて、笠島興行は現行のままで経営する事を決定した。ピールランド計画の予算は新規事業の立ち上げに移動させる。

社内プレゼン、頼むぞ、圭吾。

…それと、美里さん、山野さんは、初めから今期の当選の見込みはなかったみたいですね。

あなた、知っていたのではないですか?」



< 111 / 122 >

この作品をシェア

pagetop