シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
「あの…、圭吾?」

恐る恐る、彼に声をかける。

するとパッと身体が離れて、彼の端正な顔が私の目の前にくる。

そのままスッと唇を重ねられる。

「!!!」

ちょ、ちょっと!?

皆、見てるわよ!?

と、思った直後にまたしても、

「「「きゃあー!!」」」

…さっきより、若干、怒りが混じっている様な。

何十人もの社員の前で、こんな事されて、怒ってもいいはずのこの状況なのに、彼の唇が優しくて、心地よくて、…離せない。

だって、ずっと、ずっと、こうしたかったの。

私をこんな気持ちにするのは、圭吾にしか出来ない事だから。


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