シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
「瑠奈ちゃん、どしたの」

「いっ、いいえ、何でもないわ」

「?そう?じゃあ、行こうか」

何事もなかったように、田村さんが私の手を自然に繋いで歩き出す。

……彼を、傷付けてはいけないわ。

知られちゃ、だめ。



私の心の中には彼しか…、笠島専務しか、いないって事に。



< 8 / 122 >

この作品をシェア

pagetop