シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
「瑠奈…。ごめんな、…ごめん、瑠奈」

…こんな事しか言えない自分が嫌になる。

だけど…、ごめん。

「あの、…圭吾?…私、何でもないよ。
どうして、謝るの?
あの、ごめんなさい、七時の約束だったのに。
…仕事が、…終わらなくて」

「………!」

君は、何も言わないのか?

今起こった事も、田村の事も…。

全部、俺のために、この細い肩に全てを背負うつもりなのか…?

「瑠奈…、俺、もう…君なしじゃ、駄目だ。
君が、本当に…、好きなんだ」

「え?圭吾?」


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