(長編)初めての恋~永遠に~
どこをどうやって来たのかわからないまま…


九州に着いていた。


会社の同僚達に透の実家に連れていかれる…


両親らしき人と話している同僚達…


麗のもとに近づいてきた透の母親が、とにかく会ってやってください…と泣いている


言われたまま部屋に入ると、見たくなかった、信じたくなかった透の姿がそこにあった。


頭に包帯をまかれ…


顔が少し腫れていて…


眠っている透…


麗は目の前の現実を受け入れることができなかった。


背中を支えられて、前に押されたが


「嫌だ…!」


といって泣き崩れ、意識が遠くなった。









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