もう一人の花嫁……


手に持ったクラッチバッグをギュッと握り締める。


この中には


−アイスピック−


何に使うかって?もうわかるわよね?


これで何度も何度も突き刺してやる……



消してやる!!



その為に私はここにいるんだ。


史郎の隣は、私の場所。

私だけの……。



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