タイトル未定。
第3話
しばらく歩く…本当に校内が広く疲れてしまう。

階段を昇ると、
「それじゃ3年は一番上の階だから。」
と黒澤先生が言い兄貴とはここで別れた。


少し不安になった。



そんなワタシを気遣ってか、高山先生が話しかけてくれた。


「少し緊張してる?」

素直にはい。と頷くと

「気合いで頑張るのよ!!!」


えっ!!?気合い!?
もっとましな事言えんのか?!



先生は右手に拳を作り「頑張れー頑張れー」と上げ下げして歩いている。


綺麗だけど何か変だ…あの人。



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