タイトル未定。
ん〜何処かで見た顔…
あっ!思い出した!さっき食堂で先輩にひっついてた
「亜紀ちゃん!!」
思わず初対面なのに名前を呼んでしまった。
“亜紀ちゃん”はニコっと微笑みワタシに近付くと、さっきのニコっとは何処へやら。
ワタシを思い切り睨み付けると…
「気安く呼んでんじゃねーよ。あんたどうやって先輩に取り入ったか知らないけど、私の先輩に近付くんじゃねーよ。ぶす。」
─!!?
先輩と話していた時の声とはまるで違う、あれを地声と言うのであろう。それだけ言うと“亜紀ちゃん”は「じゃっ」と言って笑顔で何処かへ行った。
「何…あの“亜紀ちゃん”」
ワタシもしつこいか。
「…毎度ながらすごいわね。あの子、2―Dの三ノ宮 亜紀って言って入学する前から叶先輩のファンで、先輩がいるからこの学院に来たってぐらい好きみたいよ?」
「す、すごいね。」
「本当。変な事にエネルギー使う子よね。」
心の言う通りだ。
“三ノ宮亜紀”(さんのみや あき)。
何かすごい勘違いをしている…厄介だ。
.
あっ!思い出した!さっき食堂で先輩にひっついてた
「亜紀ちゃん!!」
思わず初対面なのに名前を呼んでしまった。
“亜紀ちゃん”はニコっと微笑みワタシに近付くと、さっきのニコっとは何処へやら。
ワタシを思い切り睨み付けると…
「気安く呼んでんじゃねーよ。あんたどうやって先輩に取り入ったか知らないけど、私の先輩に近付くんじゃねーよ。ぶす。」
─!!?
先輩と話していた時の声とはまるで違う、あれを地声と言うのであろう。それだけ言うと“亜紀ちゃん”は「じゃっ」と言って笑顔で何処かへ行った。
「何…あの“亜紀ちゃん”」
ワタシもしつこいか。
「…毎度ながらすごいわね。あの子、2―Dの三ノ宮 亜紀って言って入学する前から叶先輩のファンで、先輩がいるからこの学院に来たってぐらい好きみたいよ?」
「す、すごいね。」
「本当。変な事にエネルギー使う子よね。」
心の言う通りだ。
“三ノ宮亜紀”(さんのみや あき)。
何かすごい勘違いをしている…厄介だ。
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