タイムスリップ~戦国の王子様たち


「あ…ありがとうございます。」

結構強引な人かと思ってたけど意外といい人なのかな(←単純)

「クスッ、政宗はこう見えてもお茶の時間が好きでしてね、いつもここにくる度お茶菓子を持ってくるんですよ♪」

「そうなんですか!」

「家康、余計なことを言うな!」

政宗さんは頬を少し赤くしながら綺麗な青眼で射抜くように家康くんを見て言った。

「照れてますね」

「はい♪」

「お前らなー!!」

信長くんと家康くん絶対にさっきのお返しをしてるんだな…。

「ふふっ、楽しいな…。」

「何か言いましたか?」

「何でもありません♪」

パクッ

「美味しい♪」

政宗からもらったお菓子を一口かじると、口の中でほのかな甘味と香りが広がった。





これで出会い編を終わります。

この先は彼らの意外な一面を見てドキドキしちゃってください♪

ではスタートです!



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