タイムスリップ~戦国の王子様たち
振り返ると入口の壁にもたれながら腕を組んでこちらを綺麗な青眼で見ている男が立っていた。
「政宗!」
「政宗くん!?」
「よっ!」
相変わらず突然現れるなこの人…。
伊達政宗
独眼竜の異名を持つ男
お茶が大好きでちょっとツンデレな部分もあります。
「今日は何のご用ですか?」
信長くんはいたって冷静に聞いた。
「特に用はねぇよ。近くを通ったから旅先で買った菓子を持ってきただけだし。」
『『『来る気だったんだ』』』
3人は同じ事を思った。
「ってか早く茶の準備をしろ!」
政宗くんは照れ隠しなのか少し怒鳴り気味に言った。
「はぁ…あなたは何様ですか?」
と、家康くんが聞くと……
迷わず政宗は……
「オレ様だ!」
まったくこの人には手が負えません。
諦めた家康は渋々と茶室に向かった。
こんな形でメインの男子を紹介しました。
この続きもお楽しみ下さい!