年下彼氏くん
いつも通り残業が終わって時計を見ると9時半…。
いいかんじの時間…。
ドキドキしながら着いたコンビニ。
あ…いた…。
うわぁ〜…今日もカッコイイ。
パッチリとした二重に高い鼻。
笑った顔なんてもう…
ってあたし変態!?
まるでストーカーじゃない…。
「いらっしゃいませ?っ…くっ…」
突然上から聞こえた声。
そっと顔をあげると
「いっ…イケメンくんっ!!」
「ははっ!もう、いつでもおもしろいんすね!!」
「えっ!?いやぁ…あの〜…」
あたしってば、ひとりでわたわたして、イケメンくんに気がつかなかったなんて!
馬鹿すぎる…。
「ひとりで妄想中悪いんすけど〜、そのイケメンくんって…」
「あぁ!だって!イケメンだから!」
「いやいや…なかなか恥ずかしいんっすけど…」
「なんで?!……あ゛…」
気付けば賑わうギャラリーの皆様…。