年下彼氏くん
「いやそんな!あたしなんかが…か!彼女に悪いし!」
「ははっ!柚さんそれ天然?彼女なんていねぇっすよ?」
「あっ…じゃあ…悠…斗?」
「あぁ〜…なんか、いいっすね〜…」
「ふぇ?!」
「わかんなくていいっすよ〜」
なんだろうこの気持ち…。
今までには感じたことないような。
ずっと話していたい…みたいな。
悠斗と話してたら安心する…。
わかった。
これが好きってことなんだ。
これが『恋』なんだね。
つい最近別れたばっかりなのに?って思う…。
でも好きに時間なんて関係ないと思うんだ。
「柚さん?時間大丈夫っすか?日付変わるけど…。」
「えぇ?!」
ホントだ!
あたしったら、2時間もマシンガントークを…。
やってしまったぁ〜…。
「あ!1円!………っと……な…なんか買います…」
「ははっ!一円玉ってあんまないっすよね〜。別にいつでもいいっすよ?」
「う゛ぅ〜…出直します…」
「気付けてくださいね〜」
あぁ…カッコイイ…。
女心わしずかみにしちゃうんだもんね〜…。
2時間も滞在したコンビニから出ようとしたら、うしろから捕まれた手。