私のSuperstar! 〜Secret Love〜

平凡な日々を送っていた私に春がやってきた。

念願だった一人暮らし!

窓の外には、満開の桜。
桜は風に吹かれて、花びらが少しずつ落ちていく。

まるで桜の雨みたいだ。

「ふぁー」

眠い…
春の日差しが眠気を誘う。

昨日の夜は、遅くまで録画をしておいたドラマを見ていた。

「遅刻しておいて眠いの?」

「もー!瑠花は朝から遅刻、遅刻って!!」

「だって遅刻だもん」

瑠花はしっかりしているから、頼れる存在だ。

「はいはい…わかりました」

「うゎー!!反省してないでしょ?」

「してるよ!!」

そりゃあ、あれだけ先生と瑠花の2人に説教されたんだから…

「ふぅーん…あ、そうだ!!今日は花恋の家行ってもいい?」

今日…?

「あ…忘れてた!」



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