朝が待てなくて

もう一度ちょんちょんと背中をつつかれた。


だから、何っ!?


無言で後ろを振り返る。



「つきあってるヤツいんの?」



大淀は平然とそんなことを訊いてきた。


「いない」


もうすぐ出来る予定だけどね♪





「俺なんかどう?」


と彼が言った。





なっ…!?


真っ直ぐにわたしにとまった大淀の眼はニコリともしなくて…


えっと…一瞬言葉が出ない。


カァッと、顔だけが真っ赤になっていくのが自分でもよくわかった。





「めちゃくちゃ可愛いな、お前」


冷めた表情のまま大淀はそう言った。


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