朝が待てなくて

そんな日々が何週か過ぎたある日――


大淀と帰りが一緒になった。




「上野」


今日はサホリンが桜川先輩と、ミャンマーもシオと帰っちゃったから、他の子たちとガヤガヤ下校中、後ろから声をかけられたんだ。




「テスト範囲のプリント持ってる?」


とか訊いてくる。


「うん、あるけど……」


カバンのクリアファイルからさらっぴんのそれを取り出して見せると、大淀は満足げにうなずいた。



「コピーとらせてよ」


「ないの?」


「うん、どっか行った」



みんなに先に帰ってもらって、二人でコンビニに立ち寄る。


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