朝が待てなくて

「だから俺は今までへこたれずにやってこれたんだと思う。真琴が俺を想ってくれるからがんばれた」


「わたし……?」



「自分のためだとそんながんばれないもん俺。


あんまりいつまでも一途でいてくれるから、お前には俺しかいないんだと思ったりした。


真琴は俺じゃなきゃダメなんだから、俺がしっかりがんばんなきゃって思えた。


振り返るといつだってそれが俺の支えだったんだ。


仕事が忙しいときも、
仕事がなくなったときも……

真琴が俺を想ってくれていることが、ずっと俺の支えだった」




そんなことを言ってくれた。


支えたつもりなんかなかったのに
支えられることばっかだったのに。


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