ヤクザに愛された女 弐


久しぶりにしたキスは、
あたしの止めきれなかった涙でしょっぱかった。


「梨華、手だせ」


龍二さんが離れると、
あたしにそういいながらポケットに手をいれた。


「え?」


それに戸惑いながらも手を出すと、


「そっちじゃねぇ」


“こっち”


といいながらあたしの左手をつかむと、


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