ヤクザに愛された女 弐


「梨華?」


いきなり泣き始めたあたしに、


あゆやクラスのみんなは大混乱。


それでもあたしは
泣かずには居られなかった。


たった一言でもいい、
龍二さんの口から聞きたかった。


彼女なのに、


あたしに関わってる人なのに、


あたし、何も言われてない。


「もう…わかんないよ…」


みんなの考える事が。


あたしの存在の意味が。


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