ヤクザに愛された女 弐
「はぁ…あんた本当にバカ。
あんたがあたしに連絡する
くらいなら龍二と
喧嘩したからでしょ?
じゃなきゃ今一番龍二から
遠い存在のあたしに
連絡なんかしないでしょうが!!
わかったら早く乗って!!」
「……はい…」
まゆの考えが当たり過ぎて
あたしは何も言えなくなり
すぐにブツブツ文句を言っている
まゆのバイクに跨がった。
「落ちんじゃないわよ?
あたし拾わないからね」
そう言いながらエンジンを吹かす
まゆの腰にあたしはキツく腕を通した。