ヤクザに愛された女 弐
きっと周りからみれば
数分間の短い時間。
でもその時間はあたしには
凄く長くて、
悪魔に向かって突っ走るあたしを
容赦なしに殴る人、
突っ込んでくる人、
そういう男達のせいで、
「あんたはなにが…したいの?」
悪魔の前についた時には
あたしの体はボロボロで、
悲鳴をあげていた。
「ふふ、あたしの目的?
そんなのあんたが苦しむ事」
「………」
返された答えにあたしは
固まった。
ただあたしの苦しむ顔が
見たいだけに
四皇を、海斗をあんな目に
合わしたの?