ラフ
「また、もし何か思い出したら連絡ください」
そう言うと、今里と桜橋は引き上げていった。
しばらくたって。時刻は22時を回ったくらいだったか。泉が家に帰ってきた。
「ただいま~」
「あ、お帰り!」
パタパタと玄関へ迎えにいった。
「奈緒!」
抱きつこうとしてくる泉は、リビングに人がいるのに気づいたのか、途中で動きが止まった。
「こっちこっち」
リビングに連れて行くと、九条さんとの初対面を果たした。
「どうも。南警察署の九条です」
「あ、どうも。泉です」
荷物を置いて、お互いに軽く会釈をした。
ソファに座ったとき、テーブルの上においてある、2枚の写真に気づいた。
「これは?」
「あぁ、なんか私の住所とかを書き込みした人みたい。田辺洋子さんって人。もしかして、知ってる??」
「うーん・・・なんか、どっかで見たような気が・・・」
『えぇ!?』
「でも、田辺洋子さんって名前は聞いたことない、と思う」
うー、と三人で頭を抱えた。
「高松さんも、鼻と口に覚えがあるとかって言ってたんよね」
「鼻と口・・・・ねぇ」
そう言うと、写真を手に取り、まじまじと見る。
しばし、沈黙がその場を包んだ。
そう言うと、今里と桜橋は引き上げていった。
しばらくたって。時刻は22時を回ったくらいだったか。泉が家に帰ってきた。
「ただいま~」
「あ、お帰り!」
パタパタと玄関へ迎えにいった。
「奈緒!」
抱きつこうとしてくる泉は、リビングに人がいるのに気づいたのか、途中で動きが止まった。
「こっちこっち」
リビングに連れて行くと、九条さんとの初対面を果たした。
「どうも。南警察署の九条です」
「あ、どうも。泉です」
荷物を置いて、お互いに軽く会釈をした。
ソファに座ったとき、テーブルの上においてある、2枚の写真に気づいた。
「これは?」
「あぁ、なんか私の住所とかを書き込みした人みたい。田辺洋子さんって人。もしかして、知ってる??」
「うーん・・・なんか、どっかで見たような気が・・・」
『えぇ!?』
「でも、田辺洋子さんって名前は聞いたことない、と思う」
うー、と三人で頭を抱えた。
「高松さんも、鼻と口に覚えがあるとかって言ってたんよね」
「鼻と口・・・・ねぇ」
そう言うと、写真を手に取り、まじまじと見る。
しばし、沈黙がその場を包んだ。