だからキスして。
確かに痩せた。
かなり苦しかったし、身体も異常をきたしていた。

冗談でも…そんな風に言ってくれる先生が好き。




うん…好きなの…




「遅いから送っていくよ。今は…お父さんと一緒なんだっけ」

「うん」

ずっと会いたかった。話しを聞いてもらいたかった…

先生と並んで歩いてると、ちょっとドキドキする。

「先生、時間ができたらでいいんだけど…また話し聞いてくれる?」

「いいよ。また聞くだけで役には立たないんだけど。それで立花がラクになるならね」

「それでいいよ」

正直な先生。
自分を良く見せようと都合のいい事は言わない。

だからあたしも素直でいられるんだ。

信頼できるんだ。

「携帯教えるよ。メアドも。思った事は何でも言ってきていいから。何か困ったことがあったら一緒に考えよう」

「うん──はい」


先生と、繋がりが持てた事が嬉しかった。

それからのあたしは、先生にたくさんの事を吐き出した。

今にして思うと幸哉先生、きっと大変だったんじゃないかな。

あたしの気持ち全てを先生にぶつけていたし、先生も逃げずに頑張ってくれてた。

もちろん恋心も膨らんでいった。

ずっと好きだった…
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