新撰組〜タイムスリップの恋〜
ー海sideー


‥‥悪い夢をみた。

目を覚ませばいたはずの奴が消える夢を。



沖田は、私が好きらしい。
どうして私なのか。

あんなに、大きな罪を犯した私を‥‥


ふと柔らかいものが額にぶつかった。



沖田の唇だ‥‥。


抵抗なんて出来なかった。

キミがそんな哀しい顔をするから。




哀しい顔をするのはやめてくれ。


部屋から出ていく沖田の背中をただ見ていた。




「っ‥‥ぅっ‥‥」


声を押し殺して泣いた。


キミを失ったときのように。
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