「好き」を聞かせて




「12番」



と鉛筆でくじに
書いてあった。





「え~1番は5番と
炊事係~」

先生が発表していく





涼太君と一緒がいい

涼太君もそう思ってくれると嬉しいな







「12番は11番と
レクレーション係な」





11番って誰だろう?



私はちらっと涼太君の
手にもっているくじを
のぞいた。








…11番って
書いてある!




私、くじ運
悪くなかったよ!


嬉しすぎて私は
心の中で
ガッツポーズした




神様Thank You!







気まずい気持ちを
振り払って
私は涼太君にかけよった



「よろしくね!」








「…うん」

涼太君はうつむきかげんに、それ一言しか
言ってくれなかった。




…涼太君怒ってる?!




ショック…





てかこのままで一緒の
係大丈夫なの…!?












ここから波乱万丈な
修学旅行の
始まり、始まり、、、


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