HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~
霞が玄関先で待っていた。
(疲れた~。)
侫歌が
「あなたが霞さん??よろしくね。」

「よろしくね。侫歌さん。」
二人とも人懐こい性格なのかすぐ打ち解けたみたいだ。
霞が優輝の胸にぶら下がっているネックレスに目が止まる。
「それどうしたの??」侫歌が
「私が選んだの!!どう??」

「……カッコいいね。」
侫歌が二カッと笑う。霞が
「ずっとつけといてね。」
優輝が
「ハイハイ。分かったよ。」
(つけてないと、うるさそうだな。)
優輝が
「疲れたから、もう帰るわ。じゃ~ね。」
優輝が自宅に向う。空はゆっくりと闇に染まる。
その対極にあるオレンジ色に光る太陽が優輝のネックレスの炎のエンブレムを本当に燃えているかのように光を照らす。
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