HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~
「なっ、何にもしてないよ~~。だいたい私と優輝は兄弟みたいなもんだもん。たぶん。」

「へ~。」

「でも、彼氏のフリしてくれることに……なった。」

ニヤリと笑って、
「まったく…。」

「あっ、そろそろ夕食だよ。」
霞がリビングに向う。侫歌がボソッと呟いた。
「早く言わないと、いなくなちゃうよ。」

侫歌もリビングに向う。


丑三つ時ちょっと前
侫歌がベットからバサリと起き上がった。
(何!?この感じ??)
侫歌が、窓から飛び出して、屋根の上を飛んで学校に向う。

学校では、優輝が見ていた黒い本を読んでいた女子が制服姿で、黒い本を開いて、念じていた。
目の前には校庭に巨大な魔方陣が描かれていた。
純也とじいちゃんがつくと、その女子が叫ぶ。
「我は汝を求む。
汝、我の声にめぜめよ。
汝、我の前に!!
汝、我が魂を生け贄に支えよう!!
いでよ!!悪魔『ゾイル』!!」

魔方陣から黒い光が発せられる。
純也
(まさか悪魔と契約!?)
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