HINEKURE～ヤマトノオロチの巻～

優輝
『いろいろってなんだよ。』
陰
『ちょっと悪ふざけすると…』
陽さん
『まぁ～、アンタは女たらしでしたし、たくさん怒られてましたね。』
陰
『テメ～も清明殿の体使って男をボコボコにして怒られていただろうが!!』

『アレは、女性を襲ってたのに頭がきて、…ちょっとやりすぎただけですよ。』
優輝
『なるほどね。先生みたいな人な。だから、生まれ変わりの真はあんなドSなのか。』
真が
「分かった??だったらササッと霊剣創りな!!彩乃はその霊剣の次やろうか。」

「次??」

「そう。人間には木・火・土・水・金の五行の一つがあるの。まず、それを見極める特訓からね。」

「どうするの??」

「う～ん。手のひらに五行を浮かべて、一番強く光ってるのを見つけるのから始めて。」
優輝が銀髪になり、霊剣を形成しようとするも黒く元に戻る。それを何度も繰り返す。何回もプロレス技をかけられる。
朝日が昇り始めて稽古場に朝日が窓から差し込む頃、霞がくる。
優輝がバックドロップをくらって、稽古場に頭から刺さっていた。
「ハハハ、真が来ると楽しいね。彩乃は何やってるの??」

「霊力について、少し。」
霞が
「優輝～～。大丈夫??」