エリートな彼は溺愛を隠さない
「……な…つ…」

どちらからともなく、そっと重なる唇…。

…私は彼には逆らえない…。

こんなに甘くて綺麗な一時をくれるのなら、きっと、あなたが何をしても許してしまうわ。

カチャン…。

手に持っていた包丁がまな板の上に落ちる。

私は身体を彼の方に向けて唇を合わせたまま、彼の首にしがみついた。

「………」

それに合わせるように段々、夏哉のキスの温度も高くなっていく。

もう…このままどうなってもいい…。

夏哉の手がそっと私の背中を撫で上げる…。

…と、その時。



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