エリートな彼は溺愛を隠さない
綾芽を探して館内を走り回りながら、もう必死になっている自分をおかしい、などとは思わなくなっている事に気付いた。

これが、本当の俺、なのかな。俺も普通に人を好きになる事が出来るんじゃねぇか。

その時…。

玄関ロビーで抱き合う男女を見て心臓がドクリと揺れた。

…綾芽…と、村尾?

身体中の温度が急激に熱くなるような感覚に陥る。

次の瞬間、二人に全力で駆け寄っていた。


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