エリートな彼は溺愛を隠さない
「べ、別に楽しくなんか…!」

慌てて否定すると村尾はそんな俺を見てクスッと笑った。

「そんなに必死になる程に城田さんが大切なら、格好つけてないで彼女の側にいてあげたらいいだろ。
俺みたいな奴が彼女を口説けないようにね」

「………!」

村尾は俺にそう言った後、綾芽にニコリと笑いかけながら言った。

「城田さん、もう大丈夫だね。後は君の王子様に聞いてもらったらいい。

彼に話が分かってもらえないようなら、またいつでも胸を貸すから」

……こいつ…。



< 134 / 164 >

この作品をシェア

pagetop