センパイ
『家どこ?』


少し赤くなった空。


私達は帰ろうとしていた。

「三丁目です。」


『俺も三丁目だよ。』


「そうなんですか!知りませんでした。」


『あと、なんか目印になるものない?』


「えーっと、神社ですかねぇ。」


『てか俺も神社の近くだよ。』


えー!

そっ、そんな近くなんだぁ!


「近いですね!」


『そんな近くだったんだ。』



歩いていると神社が見えた。


「神社を右に曲がってすぐです。」


『俺もそっち方向。』


「そんな近かったんだぁ!あっ、ここです。」



『俺、この裏側。』


「す、すごい近所だったんですね!」


『ホント。全く気づかなかった。』


「じゃ。ありがとうございました。また明日。」


『あのさ。メアド交換しない?』

ま…じ…で…?


神崎蘭子。只今フリーズ中。



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